マツダミュージアム見学1回目(1998年)

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1998年11月中旬 マツダミュージアムに行って来ました。平日のみで電話予約が必要です。残念ながら土曜・日曜・祝日はやっていません。しかし1名でも案内してくれるとのことでした。

 マツダの本社は広島市ではなく 広島駅より南東方向にある安芸郡府中町にあります。広島駅の前の道をまっすぐ東方向に向かって車で15分です。途中にマツダの関連会社が多く マツダあっての広島と言う感じです。広島マツダアンフィニ本社などもその道中にあります。

マツダ本社は広島駅から向かっていくと反対車線方向で交通量も多いため駐車場に入れるのが少し難しいかもしれません.反対側にマツダレンタリースの駐車場があり こちらを利用されると良いかと思います.

本社の1階ロビーで受付を済ませロビーで待ちます。私は午後1時から部でした。時間が来ると総務課のお姉さんが迎えに来られ玄関で小型バスに乗り込み工場群の中を縫って敷地内のマツダミュージアムまで移動します。

敷地内と言ってもかなり距離があります。車内ではマツダの創業してからの事や敷地面積等をお姉さんがマイクで喋ってくれます。ここで拍手を送ると非常に喜んでいただけます。

 

マツダミュージアムは宇品工場の輸出港の側で 近くには組立工場や製品庫などがあります。

エントランスには非常に保存状況の良い初代コスモが展示されています。初代コスモには色は白しかなったのでしょうか?個人的には黒のコスモなんかあっての良いのではと思います。

コスモには乗れませんが 同時に展示してあったロードスター(2代目)には自由に乗って写真を撮って良いとのことでした。

この後展示コーナーがありますが ここは時々内容が変更されるようです。

以前はRX-7 関係の時もあったようですがこのときは2代目ロードスター関係の展示でした。バラバラに分解されたロードスターや衝突テスト後の車体などが展示されています。

これは以前の展示内容です。

このときはFD3Sがバラバラになっていました。このときに行きたかった!

時々イベントもしているのでミュージアムのホームページを覗かれてみると宜しいでしょう。

続いて最終組立工場を見学できます。天井に近い専用通路からの見学ですが ここは写真撮影は禁止です。RX-7やデミオ・ロードスターなどが組み立てられる混合ラインで 作業はエンジンの取り付け・ダッシュボードの取り付け・窓ガラスの取り付けなどです。溶接の行程はありません。

RX-7はよほど運が良くないとお目にかかれないようです。

最後にマツダメモリアル(?)のコーナーがあり最初に市販した車やルマン優勝者(実車)などが展示されています。以上時間にして1時間30分位でした。

700馬力を発生した4ローターエンジン
プラグは12本あります。大きさは3リットル直4気筒くらいでしょうか?
24時間レース走行した後も全く異常もなかったエンジン。プレスの前で公開で分解しましたが摩耗等すべて許容範囲でそのままもう一度レースに使える程の耐久性でした。

 

レプリカも存在しますがここのは本物の787Bです。

最後の方に馬鹿っぽい中学生の修学旅行の一行が追いついてきて展示してある4ローターエンジンを見て”4気筒エンジンだ”とか訳の分からないことを言って同級生に自慢していました。

それにどうして最近の若い女の子はあんなに幼稚な服装をするのか理解できません。5歳くらいの女の子が着るような服を着てあれも流行というか洗脳というかそんなものなんでしょうかねえ?ぱあぷうというのが一番ぴったしですが きっと私も学生の頃は端から見るとそんなものだったのでしょう。

1991年のル・マン総合優勝はずっとテレビで見ていました。未だに他の国産メーカーが優勝できないのをある意味で嬉しく思っています。