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別府 神丘温泉

 

大分県別府市小倉4-2 Tel:0977-21-2425

別府の中でも、どの地区になるのか不明。
鉄輪温泉街と明礬温泉街との中間地点・・・・といっても周囲には温泉が無いわけではなく、坊主地獄をはじめ、沢山の温泉があり、湯煙があちこちから立ち上がっている。

場所はわかりにくい。坊主地獄の近くで、坊主地獄とは道を挟んで反対側にある。また表の道には背を向けており、横道に入って少しくだらないと、入り口には着かない。駐車スペースは無いが道の横に工夫すれば2台くらい停めれる。


温泉???とは、とても思えない外観。
中に入っても印象は同じで、よく言っても駄菓子屋程度。


右手のきれいな建物は、小倉薬師温泉丘の湯であり、神丘温泉とは無関係である。


男性は通路で脱衣することになる。
駄菓子屋の店内(?)から、写真奥の引き戸を開けて、この通路に至る。


男性用浴槽
普通の浴槽は男女別であり、脱衣場も分かれているので、心配ない・・・・・が、この浴槽自体は、特に別府地区では珍しいものではない。やはり神丘温泉に来たからには、別室の泥湯(貸切)を利用するのが、本筋だろう。


床は木製
掛け流し


さて 問題の泥湯であるが、先にも書いたように貸切である。
女性が入湯する場合は、女湯から男性の脱衣場と化している通路を歩いて移動しなければならない・・・・ので、裸体を見られる可能性あり。ですので、裸体で移動するのではなく、泥湯の内部で脱衣・着衣をされることをお勧めする。(泥湯の室内は広いので)


広い泥湯の室内
右手奥に泥湯がある。


泥湯は大人2人で一杯になる程度の大きさ
泥湯といっても、別府補養ランドのような、灰色の泥ではなく、クリーム色の泥である。



洗い場
ここのお湯を汲んで、体を洗えということらしい。
泥の付いた体で入っては駄目。入湯できないように木枠が設置してある。
もっとも湯の温度は非常に高く、この温度の浴槽に入れる方は稀であろう。


底には木製のスノコが沈めてあり、どろどろの泥が直接肌に触れるわけではない。スノコの隙間から手を突っ込むと、底に溜まった泥がすくえる。非常に粒子が細かい砂で、ここの源泉から一緒に噴き出したものということであった。


なお ここのボコボコは人為的なものである。
浴槽の底から直接気泡が噴出しているのではない。

ボコボコ気泡が噴き出す温泉は、私もいろいろ入湯したが、ここの気泡の出方は、不自然で、よく見ると浴槽横からパイプが入れられていて、そのパイプから空気が送られているようである。もっとも内部の撹拌のために、注入されているものであり、気泡風呂を謳うためにやっているようではないようだ。


パイプを辿ると、床を貼った後に、壁を貫通して屋外に繋がっていた。


使用されていない浴槽も、泥湯の室内にはある。
男湯???
どうやら もともとここは男女同室で別浴槽だった??のか???


泥湯の奥の戸を開けると、飼い犬が居た。


ここの源泉であろうか(私は全裸です)


建物裏手


このあたりは、本当に温泉が多い。
あちこちに温泉塔が立っている。

泥湯全般に言えることですが、体にこたえます。

特にここは温度も高いので(子供は熱くて無理)、非常に体にガツンときます。
疲れていると 湯あたり必至ですので、体力に余裕があるときに、入湯しましょう。

マジ 死にました。

鉄冷鉱泥泉(白濁泥)・単純泉(無色透明)

熱い湯が苦手の方にはお勧めしません。